コソボは国連等国際機関への加盟を目標とする地域

コソボは国連等国際機関への加盟を目標とする地域

コソボとは、どのような国かご存知ですか?紛争のイメージも強いことでしょう。世界地図で見るとイタリアから少し離れて、北東をセルビア、南東をマケドニア共和国、南西をアルバニア、北西をモンテネグロに囲まれているところに位置しています。

コソボはユーゴスラビアのセルビアに属する自治州でしたが、2008年には独立宣言をし、コソボ共和国を名乗りました。

2014年12月の時点で独立を承認しているのは、国連加盟193ヶ国 のうち110ヶ国です。この国は1941年、第2次世界大戦中にドイツ、イタリア、ブルガリアに分割占領とされました。その後、セルビアの一部として「コソボ自治州」となったのでした。

その後もまだまだ問題は続きます。1980年代には大規模な暴動も発生しました。

共和国昇格を求めて、アルバニア系住民が暴動を起こし、ユーゴスラビア政府に厳しく弾圧されました。

そして1990年にはアルバニア系住民が共和国の樹立とセルビアからの独立を宣言します。これに対し、セルビアは自治州議会及び政府の機能を停止します。そこでアルバニア系住民は武装組織「KLA」を組織化し、武力闘争が開始されました。

こうして問題を繰り返しながらも、ついに2008年に共和国として、独立が決まったのでした。同年国旗も決まり、憲法も正式に発効されました。

この独立宣言に反発したのはセルビアでした。米国大使館や米系商店、当時のEU議長国であるスロベニア系商店への投石騒動が起きています。

国家承認までの流れとして、アメリカ合衆国が承認を公表し、ヨーロッパの安保理常任理事国であるイギリス、フランスも承認しています。因みに独立に反対している国は、セルビア、ロシア、中国、スペイン、キプロス、ギリシャ、ルーマニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロバキア、グルジア、イスラエル、ブラジル、アルゼンチン、チリ、インド、インドネシア、南アフリカなどの国連加盟国の半数近くに上る世界85か国です。

そして現在も、独立の承認国を増やし、国連等国際機関への加盟を達成することを目標としています。

出生率は欧州一高い出生率を有し,過去50年間で人口が4倍に急増しています。しかし貧しい人々も多く、全世帯の25%は国外からの援助を受けている人もいるといいます。

コソボとは、どのような国かご理解できたでしょうか。今後もまだまだ続く問題も、いつかは平和で幸せな時代がやってくることを祈るばかりです。